受験を経て思ったこと1

報告が遅れていたが、3/10に東大に受かり、今東京大学の一年生をやっている。

人に褒められるような受験生活をおくってきたわけではないが、いま振り返って思うことをつらつらと書きつらねたい。コロナのせいで実感がわかないし

 

1.僕の終盤期の気持ちの支えは塾の数学クラスだった。ただ、僕がそこで見た数強はほとんどみんな落ちた。なぜなのか、理由はわからない。そもそも自分が受かったことが奇跡のように思える。高校では合格余裕枠と呼ばれていたが、実は僕の成績は秋から冬にかけて下がり続けていた。外から見た自分の姿と本来の僕の実力が乖離し始め、大変つらい思いをした。そうなっても自堕落な僕は計画を立てて勉強しようとしなかった。そしてさらなる自己嫌悪、現実逃避に陥っていた。ちなみに僕が2019年4月に購入した合格手帳なるものは一年間ほぼ白紙のままだった。

そんな自分を明るい気持ちにさせてくれたのは小豆さんのブログだった。等身大の受験生が描かれていて、二年前の彼女をなぞるようにして毎日を過ごした。プラス思考が結局最後に勝つのではと思い、直前期は意識してポジティブに過ごした。2/24に眠れなくてもいいと教えられたし、緊張に押しつぶされなかったのも「にやにやが止まらない」という前日のフレーズのおかげだった。笑いが止まらない、と思うことで自分が小豆さんをなぞるような強者だと思えたのだ。

 

2.高校のクラスメイトに対しても感謝したい。僕は秋からおしゃべり野郎と化してだいぶ迷惑に思った人もいたかもしれない。そんな中嫌な顔一つせず僕と付き合ってくれた友人たちには感謝したいのだ。とくにN、T、M君の三名には感謝したい。

 

3.僕は志望科類をセンター後に変えた。苦渋の決断だったが、ある人が同じ科類を目指していることを知り、がぜんやる気がわいた。ありがとう。

 

4.受験生活は結局一人ではできない。食事、洗濯をはじめとする毎日の生活を支えてくれる家族の存在が圧倒的に必要だ。さらに僕は直前一週間運動不足解消と息抜きのために妹と卓球をした。これもいい気分転換になり勝因の一つだった。ありがとう。

 

さまざまなことが受験生活のうちにはおこる。これをどう処理していくかは今までのどんな人生のイベントより自分にまかされている。万が一、これを読んだ受験生がいたら、君の健闘を祈りたい。